- ちゅうだん
- I
ちゅうだん【中壇】〔仏〕 五壇の御修法(ミズホウ)の中央の壇。 すなわち, 不動明王の壇。IIちゅうだん【中断】(1)続いている物を, 途中で(一時)たちきること。 また, 一時とだえること。
「審議を~する」
(2)〔法〕 一定の事由が生じたため, それまでの効力が失われること。「時効の~」
(3)まんなかで切ること。 また, まんなかで切れること。III「九州を~して其北部から工業を除けば/野分(漱石)」
ちゅうだん【中段】(1)いくつかの段に分かれているもののまんなかの段。 また, 中ほどの段。(2)初めと終わりの中間の段階。(3)階段の中ごろ。(4)剣道などで, 上段・下段の構えに対し, 刀の切っ先を相手の目に向けて構える構え方。 正眼。(5)旧暦の暦の, 三段に分かれた中の段に書かれている十二直(ジユウニチヨク)をいう。 毎日の干支(エト)の下に記し, その吉凶を定めた。→ 十二直(6)〔「中段の間(マ)」の略〕書院造りで, 上段の間より一段低く造った間。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.